令和６年６月27日、松山市男女共同参画推進センター（コムズ）で、令和６年度の女性リーダーズクラブ第１回定例会を開催しました。
 定例会では、まず総会を開催し、昨年度の事業報告及び決算報告並びに今年度事業の計画案及び予算案を審議し、いずれも原案どおり承認されました。
 総会終了後、勉強会を開催し、「『虎に翼』を語る会　～私の中の『はて？』を探る～」をテーマに、各メンバーが、女性が仕事をしていく上で感じた違和感や理不尽と思われることへのモヤモヤ感など、「はて？」と感じる状況について発表し、全員でその正体を探っていきました。
 「上司が間違ったことを言った場合、女性が正論を言うと叩かれるが、男性が言うと尊重される。何を言うかではなく誰が言うかというのがポイントで、相手の立場で、背景やプライドを考えて言うようにしている」、「女性社員に新たな分野の業務にチャレンジしてもらいたいということで、各所属の上司に希望者の背中を押してもらうように依頼したところ、『そんな考えを持っている者はいない』と否定され、チャレンジの芽が摘まれていることを危惧する」といった業務の話題のほか、「女性は、化粧や髪形など外見がチェックされ、過剰な美の基準を押し付けられているのではないか。自然な老化現象は許されないのか」といった幅広い話題が提供され、議論を深めました。